良いヘナってどんなの?

流通している「ヘナ」の中にも、実は色々なタイプのものがあります。

それはどういった違いなのか?

それによって仕上がりや、身体への影響がどう違うのか?について、ライフスタイルwebメディア「うつくしき」に掲載して頂いている記事です。

最近、街を歩けば、あちこちで
「ヘナ始めました!」的な、美容室の広告を目にします。

私が美容師で、ヘナが好きだから、目に入ってきやすいのもあるのでしょうが、
明らかに、流行ってきています、「ヘナ」

その時に考えるのが「どんなヘナを使っているんだろう?」

そう、一言で「ヘナ」と言っても、本当に色々あるのです。

ヘナの産地

ヘナは暑くて乾燥した地域で収穫されたものが、品質が良いとされています。

例えばインドとか。

インドでも、北と南では、全く気候が違うので、
インドの中でも、この地域の物が良い、などあるんです。

ちなみに日本でも、ヘナは育ちます。

だけど、湿度が高いので、あまり高品質なものは育たないようです。

品質が良いというのは、ヘナが髪を染める成分である
ローソニアの含有量が多いという事です。

インド産のヘナ

では、インド産のヘナなら高品質なのかというと、そうでも無くて…

インドに行かれた経験のある方なら、なんとなくご理解いただけると思うのですが、
インドの方、ヘナに色々と混ぜて、少しでも儲けようとするんです。

何を混ぜるか?

砂、違う植物、緑色の着色料、驚きの牛糞!

なので、インド産も油断大敵!

見極める目、知識が必要なんです。

信頼できる方が管理している工場で生産されているヘナだと安心です。

よく染まるヘナ

よく染まるヘナは、品質が良いのですが、
化学薬品を混ぜてあるヘナも、よく染まるので注意が必要です。

黒く染まるヘナは、間違いなく化学染料入ってますし、
20分で染まるヘナも、そうでしょう。

皆が知識を持つことの大切さ

ヘナを使いたいと思う人は、
化学薬品を避けたいという目的がある方が多いのではないかと思います。

それなのにヘナに化学薬品が入っていては本末転倒ですよね。

皆が知識を持って、ピュアなヘナだけを求めれば、
そうではないヘナは需要が無くなり、流通も減るのではないかと思います。

ぜひ、ヘナを使うなら、そのヘナが良いヘナなのかどうなのか、調べてみて欲しいのです。

良いヘナであれば、貴方を不快にさせる事は、あまり無いはずです。

〜しあわせの言葉〜
汚れた布を染めようとしても
きれいな色には染められない

 

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