ヘナで白髪を染めてみませんか?

白髪染めとしての「ヘナ」

アーユルヴェーダを学んだ美容師としての目線で深掘りしてみた記事です。

ライフスタイルwebメディア「うつくしき」に掲載していただいています。

アーユルヴェーダを取り入れた美容師として、

白髪を染める以外にもヘナの良さはありますよ〜と、

過去3回に渡り、記事を書かせてもらったのですが、
今回、とうとう!
白髪を染めるモノとしてヘナを使用する事について、お伝えしようと思います。

ヘナは白髪染め?

私自身、何年か前までは、ヘナはただの白髪を染めるモノだと思っていました、実は。
その頃は、まだ自分自身の白髪も少なくて、ヘナなんて私に関係ない!と思っていました。
だけど、ヘナにトリートメント効果や、デトックス作用があると分かり、ある時試しに使ってみました。
体感として良かったので、美容師だけが注文できる問屋さんのカタログに載っているヘナを購入して、白髪のある母親の髪に塗ってみたんです。
短時間で黒くなった。。
あれ??
ヘナて、オレンジに染まるし、染まりにくいんだよね??
そのヘナにはジアミンが入っていたようなんです。
ジアミンとは、一般的なカラーリング剤に入っている発色を良くする化学物質なんです。
ジアミンによって、かぶれる方がたまに存在されるのですが、そのアレルギー反応は、個人差ありますが、かなり酷いんです。
だから、避けれるものなら、避けたい物質だったりします。

ヘナは身体に優しいの?

ヘナ=植物
植物=優しい
なのに、ジアミンをヘナに混ぜたら、
そのヘナはまったく優しくなくなっちゃいます。
ですが、美容室で扱われているヘナには、割とジアミンが入っていたりするんです。
何故か?
染まりが悪い、とか、時間がかかる、などの、お客様からのクレームを避けるためなのかもしれません。
そうなると、もはやヘナを使って白髪を染めるメリットは特にはない気がします。
なので、もしもあなたが経皮毒を減らしたいけど、白髪を染めたい!とか、
白髪を染めながらデトックスしたい!と思っているのであれば、
使用されるヘナがピュアなものか、そうではないのか確認してもらうと良いですね。

ピュアなヘナは身体にも環境にも優しいです。

そして、ピュアなヘナを使用すると、
白髪はオレンジ色に染まります。
黒髪の部分は、あまり色の変化はありません。
ヘナにはブリーチ効果はないからです。
オレンジ色が派手に感じる場合は、インディゴを併用すると、ブラウンの色味を出す事も可能です。
白髪の割合や、使用するインディゴの量にもよりますが、場合によっては、染めてから2、3日の間だけ、緑色の発色をします。
その場合でも、空気と触れていくにつれて、発色がブラウンに変化しますのでご安心を。
できるだけ多くの方にヘナの良さを感じてもらいたいですし、正しい知識を持って、ヘナを選んでもらいたい…と願いを込めて。
〜しあわせの言葉〜

【アーユルヴェーダ 日常と季節の過ごし方より】

〜次回yukiaiコラムのお知らせ〜

「ヘナとオイルで若返ろう!」

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